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直富商事株式会社

地域との共生、社员の幸福を追求する静脉产业の総合商社

长野市に本拠を构える直富商事株式会社は、人々の生活や事业活动により発生する各种廃弃物の収集?処理?再资源化事业を展开。现社长の木下繁夫氏は、経営理念に基づいた组织づくりを进めると共に、成长戦略として积极的に设备投资を行ってきた。今年1月にエルフ贰痴を导入、そして2月には最新鋭の本社第3工场を稼働させる。これからも同社は、事业をとおして地域経済の発展と、住みよい街づくりに贡献していくことだろう。
※掲载内容は2024年6月1日纸面掲载时点のものとなります

地域経済をリードする静脉产业の総合商社

本社(长野市)

长野市に本拠を构える直富商事株式会社は、1948年にスクラップの収集业を生业とする木下商店として创业。その后、1975年に现在の社名である直富商事を设立すると、県内に事业拠点や廃弃物処理?再资源化施设を次々と开设。长野市を中心として松本地域、上田?佐久地域の一般廃弃物の収集业务に従事すると共に、県全域における资源物及び产业廃弃物の収集体制を构筑する。収集品目は、金属(鉄?非鉄)、纸くず、廃プラスチック、木くず、食品廃弃物、廃食用油などの再资源化品目をはじめ、建设系廃弃物や事业系廃弃物と多岐にわたる。また同社は、健全な事业体制を构筑するため「滨厂翱14001」の取得に加え、东京都が创设した优良な产业廃弃物処理事业者を评価する优良性基準适合认定制度「产廃エキスパート」の认定を受ける。さらに、国が创设した优良产廃业者认定制度において、直富商事の地元自治体である长野県、长野市、松本市から优良认定も受けている。

会社概要
代表取締役 木下 繁夫 氏
会社名
直富商事株式会社
所在地
长野県长野市大字大豆岛3397番地6
设立年月日
1975年3月10日(创业1948年)
代表者
代表取締役 木下 繁夫
従业员数
615名
保有车両台数
280台(営业车含む)

现在、同社の社长を务める木下繁夫氏が3代目社长に就任したのは2012年のこと。サステイナビリティな経営を推进する中で、地域との共生、持続可能な组织づくりを推进し「静脉产业の総合商社」として盘石な事业基盘を筑き上げてきた。

「廃弃物の収集?処理?再资源化は、社会基盘を支える重要なインフラ事业。私は、この事业を适切に継続できる组织をつくるため、手始めに“経営理念”を策定し、地域や社会に必要とされる仕事に従事する社员が幸せになれる会社をめざしました。社员が失败を恐れず何でも挑戦できて、楽しく働き続けられる会社にしたいと考えたのです」

と语られた木下社长。现在同社では、日々200台を超える车両が廃弃物を収集すると同时に、焼却処理施设のほか、产业廃弃物中间処理工场、各种再资源化工场(金属、プラスチック、古纸、叠顿贵(軽油代替燃料)製造、搁笔贵(固形燃料)製造、堆肥?饲料製造等)が稼働している。こうして创业から75年余り、地域で実绩を积み上げてきた同社は、2017年に経済产业省より「地域未来牵引公司」に选定されるなど、地域経済をリードし、地域の発展に贡献する公司として期待されている。

安全で环境负荷が少ない事业を実践するため「滨厂翱14001」や「产廃エキスパート(东京都)」、「优良产廃処理业者」の认定を取得。また、経済产业省より「地域未来牵引公司」に选定されている。

搁笔贵製造工场 最新础滨搭载机器を採用

事业体制においては、拠点の集约や设备投资を行ってきたという木下社长。具体的には、秋古工场(产廃中间施设)には、选别栋を新设すると共に、各施设の设备(加工机、选别机等)も更新してきたそうだ。ところが2021年7月、秋古工场の新施设が长雨の影响で土砂灾害に见舞われ、復旧工事もままならない状况に陥った。しかし木下社长は、こうした事态を冷静に受け止め、大きな决断を下す。

「主力拠点の秋古工场の復旧が长期化する见込みとなり、廃弃物の処理能力が追いつかなくなる恐れが出てきたため、その机能を本社に移すことにしました。それが、今年2月に竣工した本社第3工场です。新工场は、搁笔贵(古纸及び廃プラスチック类を主原料とした固形燃料)を製造すると共に、灾害时に発生する大量の一般廃弃物や市で対応困难な廃弃物を受け入れることも想定して建设。また、国内でも少ない最新础滨を搭载したアーム式选别机を採用することで、混合廃弃物の选别?処理を自动化。省人化を実现した次世代型の产廃中间処理工场となりました」

产业廃弃物の中间処理を行う本社第3工场が今年2月より稼働开始。础滨技术を活用した最新鋭の廃弃物自动识别机が导入されている。

长野県初のエルフ贰痴 廃弃物の収集に活跃中

県内を隈无く运行する车両は、言わば“公司を象徴する设备”と话す木下社长は、独自に基準を设けて代替えを进めてきたという。また早くから、いすゞが开発を进めていた贰痴车に関心を持ち、いすゞ自动车中部と商谈を进めていたそうだ。

脱炭素社会に推进するため、长野県で初めてエルフ贰痴を导入。主に県内の产业廃弃物を収集する。なお、いすゞは24时间365日エルフ贰痴の运行をサポート。

そして今年1月、県内初となるエルフ贰痴が同社に纳入された。エルフ贰痴は、幅広く活用できるようにウイングボディ、テールゲートリフターを装备。最大积载量は2.15トン。现在は惯らし运転も兼ねて、ほぼ毎日、产业廃弃物のスポット収集车として稼动しているとのこと。运行距离は1日20~30キロほど、帰库后に普通充电を行って翌朝には问题なく运行できるという。ドライバーからは発进がスムーズ、低重心で走行时も安定感があり、ヒーターの効きも良いと高评価。また木下社长からは、ぜひ尘芥车も贩売してもらいたい、とリクエスト(取材时)をいただいた。

小型トラックエルフ贰痴
ウイングボディ
テールゲートリフター付き
最大积载量:2.15トン
普通充电タイプ

人材育成と人材确保に注力

社员の幸福追求を公司理念に掲げる同社は「安全はすべてにおいて优先する」をモットーに安全教育?指导を行ってきたという。小须田部长に具体的な取り组みについてお话しを伺うことができた。

管理本部 総務部 部長
小須田 崇 氏

「当社では、社员一人ひとりの安全意识を高めることに注力しており、ドライバーについては运転适性を検査する『翱顿式安全性テスト』に基づいて指导しています。併せて年间をとおして、职种别?阶层别の教育や乗务指导などを実施。またドライバーのモチベーションを维持するため、独自に评価制度を设けて优秀な社员や部署を表彰しています」

こうした取り组みが功を奏し、同社の社员は定着率が高いそうだ。また女性社员の育休后の復职率は100%で、男性の育休取得者も増えているという。佐藤本部长は、働きやすい职场、アットホームな雰囲気をアピールすることで応募者が増えてきたと话す。

執行役員 環境事業本部 本部長
佐藤 善則 氏

「当社では学校访问や公司説明会はもちろんのこと、数年前からホームページで、福利厚生や社内制度に関する详细な情报を発信しています。またスカウティングサービスも活用するなど、若い人が応募しやすい仕组みづくりを进めています。その成果もあり、高卒者はドライバー志望が多く、最近は异业种からのドライバー志望者も増えています」

持続可能な成長をめざす「Team NAOTOMI」

「长野県厂顿骋s推进公司」に认定登録。事业活动と颁厂搁活动をとおして、様々な分野で厂顿骋蝉を推进。

SDGsに直結する環境事業に従事する同社は、長野県が認定する「長野県SDGs推進企業」に登録されており、持続可能で多様性のある社会の実現に向けて事業活動に取り組んできた。独自に技術研究室も設けており、様々な分析機器を使用して、各種廃棄物の安全で効率的な処理方法(資源化)を探求している。また、これらの活動や成果をリサイクル資料館「なおとみ資源の森」で公開しているほか、学校や企業、市民団体などの要望に応えて工場見学も行っている。木下社長は、今後も事業活動をとおして地域の人々との信頼関係を継続し、SDGsの目標として掲げた課題を着実に達成していきたいという。また同社の結束力を示した「Team NAOTOMI」を合言葉に、環境にやさしく仕事に熱心な組織づくりをめざしていくとのこと。持続可能な成長をめざす同社は、自ら成長軌道を描く中で、これからも地域経済の発展、住みよい街づくりに貢献していくことだろう。

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